前回の記事では、クレジットカード(一回払い)を使うとポイントが貯まるのでお得ですよ〜。という話と、貯めるならマイルがいいですよ!というお話をさせて頂きました。
今回はその続き「簡単に貯める方法」です。
前回の記事
陸マイラーになる!まずは仕組みを知ろう!
飛行機に乗ってマイルを貯める人の事をマイラーと呼ぶのに対し、クレジットカードでマイルを貯める人の事を「陸マイラー」と呼びます。(多分、おかまいらーと読む。)
会社関係で飛行機に多く乗る人は、何の苦もなくマイルがどんどん貯まっていきます。それに対して陸マイラーは、ちょっとだけ工夫が必要です。(ちょっとだけですよ、ちょっとだけ。)
陸マイラーの基本は、
クレジットカードの利用額100円に付き1マイル獲得
することです。(もっと多くのマイルを獲得する方法もあるのですが、まずは基本を理解しましょう!)
さてマイルの貯め方の前に・・・
マイル、マイルって連呼しているけど、マイルを獲得するとどうなるのでしょうか?
一例を挙げると、12,000〜15,000マイルで国内往復航空券(もしくはソウル)、20,000マイルでグァム、40,000マイルでハワイの無料の往復航空券を手に入れる事が出来ます。
夢のある話をすると、80,000マイレージあればヨーロッパまでのビジネスクラス(表面価格70万、実売価格40万円くらいするチケット)に乗る事も可能です。
ハワイが40,000マイレージ?と言う事は
「むむ?100円で1マイル。。。ハワイが40,000マイルだから。。。えっ?400万円も使わないとハワイに行けないの?そんなの無理〜」と言う声が聞こえてきそうです。
確かに、金額が大きくてちょっと無理そうですよね。
でも、本当にクレジットカードで400万円使う事は不可能?でしょうか。
私はここ数年、マイレージに関して言い続けている事があります。
それは
日本のサラリーマンの平均年収400万あれば必ずハワイに行ける!
です。
日本のサラリーマンの平均年収は400万円ちょっとだそうです。(2015年現在)
年収400万円とすると可処分所得で330万円程度。家賃など、どうしても現金で支払わなければならないものをざっくり引いて考えても、200万円近くはお財布から支出しているハズです。(月17万円の現金支出。貯金は考えないとして。)
その200万円の支出を出来る限り財布から(もしくは口座引き落としを)クレジットカードに変更してみてはどうでしょうか?
200万円のうち7割をクレジットカードに通す事が出来れば、年間140万円の決済金額。
マイルの有効期限は通常3年(航空会社によっては無期限の会社もある。)なので、3年で
140万円 × 3年 = 420万円 = 42,000マイル
どーです?ハワイがちょっと見えてきませんか?? 少なくても国内航空券は毎年ゲットできそうです。
嬉しい話をするとJALはディスカウント・マイレージという設定があり、もっと少ないマイルで特典航空券を獲得する事ができます。(例えば期間設定はあるものの、ハワイ通常40,000マイルをディスカウント30,000マイルでゲットできる。など)このサービスを利用すれば2年でハワイ分貯まっちゃいます。
前半まとめ
財布から直接出す10,000円とカードで支払う10,000円。どちらも支出は同じ。
いかに現金の支出をカードの支払いに変更できるか?がポイント。
さあ実践!簡単!マイレージ生活
いよいよここからが実践編です。
まず最初の一歩として、あらかじめマイレージ口座がセットされているクレジットカードに入会します。
当サイトの「マイルを貯めるにはどのカードがいいか?」などの記事で何度もお話ししていますが、マイルを貯めるには航空会社系のカードが一番オススメです。
入会時のボーナスマイルと、毎年発生する更新マイルがあるので貯まり方がとても早いです。
JAL系
JALカード公式ページ
ANA系
ANA VISAカード公式ページ
上記のマイル口座とセットになったクレジットカードが届いたら、以下を実践します。
1:現在口座引き落としになっているものでクレジットカードに変更できそうなものを変更する
携帯電話代、電気代、ガス代、プロバイダー代、各種サービス、保険代、医療費など。
携帯代月1万円、電気代1万円、ガス5,000円、プロバイダー代5,000円と考えても、これだけで月3万円、年間36万円の決済金額になります。
口座引き落としをクレジットカードに変更する事はとても簡単。各サービスに「支払いをクレジットカードにするので、書類を送ってください。」と連絡するだけです。
2:食費も限りなくクレジットカード決済で
日常のスーパーでの買い物はもちろん、コンビニ、夜の飲み代もクレジット決済にしてみましょう。
支出金額の大きい食費をカード決済で出来るようになると、陸マイラーでの成功は目前です。
さらに電子マネーを組み合わせれば小額の決済でも取りこぼしはありません。
(電子マネーに関しては別特集で。)
3:宴会などの会計をする
普通、飲み会やランチの会計はみんなからお金を集めて、そのまま現金で支払っていると思います。それをクレジットカード払いにしてみましょう。
例えば1人4000円の10人規模の飲み会が月1回あったとすると40,000円×12カ月=48万円の決済金額になります。
しかも自分が支払う金額はその10分の1で済みます。
この形の応用としては、グループで行く旅行の代金を立て替えたり、親戚の電化製品購入のお手伝いをしたりと小技はたくさんあります。
4:会社経費をクレジットカードで
勤めている会社で必要なものを購入する時、または交際費などの必要経費もクレジットで済ませます。
この場合、立て替え払いなので本人の支出はありません。(会社がクレジット決済を認めていないといけませんが。。)
5:もしあなたが経営者なら
再度上記1~4を会社に当てはめてみてください。多くの経費をクレジットカードで決済できるハズです。
ちなみに、決済用のカードは複数枚所有できます。
複数枚所有しても、マイレージ口座の番号が1つにまとめられていれば、すべてそのマイレージ口座にカウントされます。
(つまり1つのマイレージ番号にひも付けさえ出来ていればカードは何枚でも持てる。)
後半まとめ
自分の支出のみでも十分だが、他人(会社)の支出も利用するとマイルの貯まり方は加速度的に早くなる。
口座引き落としからクレジットに変更する手間は一度だけ。しかもかなり簡単!
次に悩むのはどこでマイルを貯めるか?
次回はどこの航空会社のマイルを貯めれば良いのか?をお届けします。
次の記事
簡単マイレージ生活!応用編はこちら↓